震災から5年半。まだまだ頑張ってる東北。
2019/06/11
ガラにもなく深妙な題名になってしまいましたww
松島観光が終わった後、ここから私たちは海岸線沿いに北上をしていくことになったのですが…
この辺りの海岸沿いは、東日本大震災で津波の被害が大きかった場所のひとつでもあるわけです。
あれから5年半たった今
ニュースにも報道されなくなった今
この辺りの復興がどのように進んでいるのか、この目で見てきたので
そのあたりをちょっとだけ真面目に含みつつ
いつもの調子も忘れずに、お伝えしていきたいと思います。
まず向かったのは、石巻市のあたり!
実は石巻市は、旦那様が震災直後にボランティアに数回行ったことがありまして
当時ボランティアをした場所や、被害の大きかった場所などを教えてもらいつつ
復興の足跡を追いながら回ってきました。
海沿いの被害が大きくガレキの山だった場所は
今は倉庫や工場や魚の保管所など建物が新しく建設されてましたが
防波堤の建設がある程度は進んでいるものの、まだ基礎が終わっていなかったり工事中のところもあり
これからまた年月をかけて整えていく様子が伺えました。
伊達政宗とゆかりのある「サン・ファン号」を見学し
次は、登米市へ向かいます!
↑は「教育資料館」という場所で、明治〜昭和まで使われていた学校をそのまま保存してある場所。
外観もさることながら、足踏みミシンや給食のアルミ食器などが展示されていて、懐かしい気分浸れます。
(↑の世界地図も懐かしい!今良く使われている地図だとわからないですが、意外と日本って大きいんですよね)
登米市は津波の影響はありませんでしたが、やはりかなり揺れたみたいで
輸入されて現存していた貴重な窓ガラスが震災によって大半割れてしまったそうです。
でもまだ何枚か残っていたので、ガラス自体は見ることができました。
あと、このあたりは「油麩」と「はっと汁」が有名で
B級グルメとして「油麩丼」というのがあるんですが
それを「つか勇」さんで頂き
近くの「とよまだんご」さんで美味しいお団子を頂いてきました。
(↑昔ながらの雰囲気が良いですね)
そして再度、海側へ。南三陸町へ向かいます!
南三陸町は、被害の大きかった場所はまだまだ基礎工事中。
国道か高速を作る予定もあるみたいで、山を切り開いたりもしてました。とにかく土の山だらけ。
そんな一画で「南三陸町さんさん商店街」という、この辺りのお店がおそらく集まってできた商店街がありました。
こんな展示も。
(↑左のピンク色のスジは、私のスマホカバーが写ってしまいました(´Д` ))
そして今度は、気仙沼へ向かいます!
途中、こんな看板も出てきます。この先、これが当たり前に出てきます。
気仙沼も、サラ地が多かった。
建物も建設されたり、これから建てられる予定のところも見られましたが、まだまだ工事中。
新しく建てられた「シャークミュージアム」と「海の市」で見学&お買い物。
そして夜、陸前高田市まで移動し
朝、震災復興のシンボル「奇跡の一本松」を見に行きます。
近くの「一本松茶屋」で車中泊させてもらったのですが
周りはやはりサラ地。基礎工事をがんばってます。
まだ片付いていない学校やマンション跡も
「奇跡の一本松」は、一本松茶屋から徒歩10分くらいの場所にありました。
この周辺には松の木が防風・防砂で何本もあったそうですが、津波で残ったのはこの一本のみ。
しかもこの一本松も根が腐ってしまい、既に枯死が確認されているので
これから人口的に手を加えて復興シンボルとして残していく方向らしいです。
まだまだまだまだ復興途中の東北沿岸。
もちろん他にも被害があった場所もあるでしょうし、いろんな要因から復興が進みにくい状況もあると思います。
それでも、少しでも前に進めるよう、祈りだけでなく形で渡していきたいと、なるべくお買い物をしては来たのですが…
これからも、がんばってほしいです。
(私たちのように直接行ったり、その土地のものを購入するのも良いですが、募金やふるさと納税を通すのも1つの手だと思います)
(次回は久慈までの道のりをお届けします。この辺りは震災だけでなく、今年の台風10号の傷跡も…。そんなしんみり中、一本松のように私たちにある奇跡が再来したので、それもお伝えしたく!奇跡って重ならないと思ったら、意外とビックリ重なるものですね)
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